さて、ラグビー関係のことが昨日の産経の社説にあった。
社説にラガーマンのネタをチョイスするあたり、さすがラグビーのサンスポの親分!(笑)
ラグビーは紳士で大人のスポーツだ!試合も私生活も監督は口をあまり出さず「大人の良識」を信じ、選手を不必要に管理はしない!雰囲気がある。
とラグビーの歴史というか精神を紹介した上で・・・
集団暴行などの大学ラグビー部員の不祥事が後を絶たない。20歳を過ぎたいい大人が大麻の秘密栽培なんて、紳士でも大人でもない!
と非難している。たしかにそうだ。
「ラグビーは少年をいちはやく大人にして、大人に少年の心をいつまでも持たせる」
だったかな?そんなニュアンスの言葉があって、僕はそれが大好きで、だからもし自分に子供ができたらいつかはラグビーやらせたい!
って思ってたんだけど・・・
言い方が悪いのですが、ラグビーは一応頭が悪い人よりいい人(切れるって意味が強い)のほうが有利なんですよ。
千葉では我が佐倉高校も強いし、千葉高や千葉東や稲毛など、それなりの進学校がやはりつよいし、(と言っても最近は千葉は流経柏ですが・・・)
平尾や清宮なんかもインテリ系だし、先日なくなった宿沢元代表監督なんか住友銀行では相当優秀な方だったしね。
だから、なんで大学だけそんなに良識の欠けた事件が起こるのか?不思議ですよね~
関東学院だってそんなにお馬鹿じゃ入れないと思いますが・・・
で、社説の最後にはこう書かれていた。
『ラグビー界だけでなく社会全体が「幼稚化」していることの表れなのだろう
か・・・』
信じられない事件やすぐキれる若者やDV等の暴力問題、さらには良識のあると思われる政治家や官僚の汚職。
自分さえよければ、どんな手段を使ってももうかればいいでしょ?的な経営者や指導者。
何か一つの視点でモノを考える人、つまり世の中金だとか女だとか仕事一筋だとか、そういう人や、何かに秀でていて他の人の意見を聞けない人とか、ダメですよね。
大人になるには、世の中は自分の想像以上に広くて、自分の世界以外にもたくさんの世界があって、その中でどう生きていくのかを知ることなんじゃないかな?
ようするにそういうバランスを大事に感じて大人になるんだと思う。
何らかの原因でその大事なバランスが学べない社会になってきているのかな~?
僕の周りはそんなことない?と思うんだけどな~
(スキーのやりすぎでオマエがバランス欠いてるだろ?って批判はなしよ!)
ちなみに今朝の社説はほぼ全紙が鉄腕稲尾ネタでした。
ちなみに僕は当然彼のことを全然知りません・・・
時代が違うし当然か・・・(笑)