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2024/11/23 (Sat)
ちょっと一言補充したい・・・
18
ボトムラインのHPでCYCHOの宣伝をしていました。
各機種のインプレがこんな内容。
http://bottom-line.jp/blog/
★
SWEET-Gsw 190
これはアルペンで重力落下を積極的に楽しむ為の板。パウダースキーの神髄である「浮力と落下」を最大限に楽しむ為に設計されたオンリーワンな一台。走破性・破壊力ともに日本の地形を攻めるには最適。でも実はメローなラインもいける素敵な奴です。テレマークにはちょっと長いと思いますので正直お勧めしません。なぜなら板が走るのでタイトなツリーラン等で動きが忙しくなってしまい「テレマークらしさがスポイルされてしまう」とも言えるから。
→さすがに的確なインプレだと思います。この板の神髄は
「フォールラインに向かうスピードと浮力の相乗効果」
にあります。
下に向けれない人には乗れない。または乗っても良さがわからない。
たしかに190という長さはテレマークには長すぎるし、極悪なスピードからは(いわゆる)従来の観念で言うテレマークらしさは感じられません。
と言うかきっと乗りこなせません・・・ボクも先シーズンをフルに使ってこの板での滑りにようやく慣れてきた、ころにシーズン終了。となった訳です。
スゥイート180の時に縦にも横にも自在に操れた感覚は190では未だ味わえてません。
縦に落とすスピード感が圧倒的に速いのと長さがあることで、例えば180で70度近い角度で前足を入れていたのに対して190では45度くらいに抑えて落ちないと弾かれてしまうのです。必要以上の強いエッジングによるネジレに耐えうる剛性をテレマークは持ち合わせていないのかもしれません。
タイトなツリーランを念頭においた場合、スピードが出る分、余計にクイックかつシビアなエッジ操作を必要とします。
足元の強烈なネジレはアルペンでは相当なレベルで耐えることが可能ですが、テレマークにおいては遠くそれに及びません。たとえ強靭なBinを取り付けたとしても・・・
それゆえ、縦系のショートターンの連続でスピードをおさえつつ、数十メートル先の展開に備える必要があるわけです。
でもそれってツリーの基本なんだよね。ただ単に190の特異性は生かせない
よ・・・ってだけで。
まっ、テレマークらしさ?って何だ?と思ったら近年は完全にテレがアルペンに近づいて来ているわけで、明確なスタイルの違いはヒールフリーってだけで、アルペンでやれることはテレでもできてしまっている訳だから、らしさを出したいって言うならテレマーク用にチューンされた板を買って、適度な強度のBinとBootで遊べばいい。
だから190(というかサイコ)を履いたライダーはテレマーカーでもアルペンスキーヤーでもなくて、
単にCYCHOユーザーになるんかな~
って思います。
できなくはないけど、タイトなツリーランより、極上のボウルやいつまでも続く疎林を駆け抜けるための板だと思います。
つまり正解は・・・
テレマークとして使用する場合は相当な腕前と度胸が必要ですが、アルペンに匹敵する性能を持ち始めた現代テレマークを体感するには最適な一台と言えるでしょう。
ただし、タイトなツリーランなど、一部のコンデッションにおいては 『CYCHO SWEET Gsw 190』 らしさがスポイルされてしまいます!
ですかね(笑)
↑
ああ~うるさい・・・
お前は何様じゃ!!!
我ながらホントうるさいです。。。
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2007/09/18 (Tue)
パウダー・バックカントリー
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