TN第四戦。
NZ―AUSが終了しました。
詳しいコメントは気が乗らないのでしません(笑)
NZが完敗です。
今日のAUSはキモチが入ってました。
そして、強かったです。
個々の力強い働き、組織が機能して、満点のデキでしょう。
残念ですが、今日は勝てる気がしませんでした。
何が悪いか?はよくわかりませんが、全体的に気持ちが負けていたと思います。
そして、残念なんですが、なぜか嬉しい気もします。
それは監督対決でAUS監督ロビーディーンズが快勝したことです。
采配的にも完璧にこの勝負を決定的な勝ちに導いたと思います。
(一方NZ側は采配的には大失敗を犯している)
彼はNZ協会に失望してAUSに行ったNZの才能。
これで一つ、NZで話題になっている事件の結論が示された気がします。
閉塞的な協会の体質が、NZのラグビー界にとってどんなに有害なのか?
他国の才能、しかも最大の敵国の才能を受け入れるAUSの器量。
この敗戦はNZに新しい風を巻き起こすことになるのか?
いっそ今年のTNを最低の成績で終えてでも、体質改善に向いてほしい。
(W杯の歴史的敗戦でも動かなかった国が?的な疑問は残りますが…)
ひとつふたつ、今日の敗戦を振り返ると、
AUSのDFが素晴らしく、また、一発のタックルの重さを感じました。
個々の当たりの強さはやはり相手の攻撃のリズムを確実に壊します。
そして、ボールダウンやハンドリングなど、基本中の基本のプレーの重要性、個々のポジションの役割の意味、DF特にタックルの重要性など、ラグビーがいかに進化しても、やはり泥臭い基本プレーのゲームに占める割合の重さを感じずにはいられません。
そして、このスポーツにおけるメンタルの重要性。
このレベルでもメンタルのレベルが勝敗に大きく左右することがよくわかります。
それにしてもNZ、不安なのはFW第1列。
あれだけ最強だったスクラムがいまいち機能してません。
それからリッチー不在の大きさ。今日は3列がダメダメでしたから~
BKも迫力不足。シビバツ▽カフイ▽ノヌー▽でムリアイナは〇ですね。
カーターはすごかったんですが、それだけにもしカーターが抜けたら?
そんな気持ちでいっぱいです・・・
ポジション的にはSHの力不足がゲームを大きく左右してましたね。
エリス、このレベルでは全然ダメだと思うんすけど・・・
来週、ホームに帰ってのNZの奮起にちょっとだけ期待です。
無理やりでもリッチーがピッチに立つでしょう。
SHは変えてくるかな?
ハカで気合をいれてすぐにキックオフでノリノリで行って欲しい。。。
(AUSで試合をするとハカの後に気の抜けた音楽をスタジアムに流されるんですよ。AUSの戦略はわかるんですが、あれは・・・男らしくないですよね・・・SAみたいにガップリ受け止めてくれないと!ねぇ~)